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東京都新宿区百人町1-11-3 1F

ピロリ菌

ピロリ菌とは

ピロリ菌

一般的にピロリ菌と呼ばれる細菌は、正式にはヘリコバクター・ピロリという名称で、胃内に生息する4ミクロン(4/1000mm)ほどの病原微生物を言います。これに感染してしまうと胃に慢性的な炎症を起こすリスクが高まるようになります。

ちなみに胃の中というのは、常に強い酸性環境下にあるので、細菌が生き続けるにはなかなか厳しい状況です。ただピロリ菌は、ウレアーゼという酵素を産生し、胃の粘液中の尿素をアンモニアと二酸化炭素に分解してしまいます。そして、これによって生じたアンモニアで胃酸を中和していくことで胃内での生息を可能にしていると考えられています。

感染経路に関して

感染の原因、いわゆる感染経路については完全には特定されていません。ただピロリ菌が胃内に定着しているので、主に幼児期に口から胃に入ることで感染すると考えらえています。なぜ幼児期かですが、この頃の胃内は酸性が弱く、ピロリ菌が生き延びやすい環境下にあるとされているからです。そして多くは、ご家族(保護者)の方から子どもへの家庭内感染が疑われ、なかでもピロリ菌に感染している大人から小さい子どもへの食べ物の口移しなどが原因ではないかと言われています。

胃がんのリスクも上昇する

ピロリ菌に感染して何かしらの症状がすぐに出るということはありませんが、多くの方がヘリコバクター・ピロリ感染胃炎を引き起こすようになります。これは、胃・十二指腸潰瘍、胃ポリープなどの胃の疾患、特発性血小板減少性紫斑病や慢性じんましんの原因となるものです。また、萎縮性胃炎を経て一部は胃がんを発生させるケースもあります。

そのため、ピロリ菌の除菌を行うことは、胃がんの発症リスクを下げることにもなります。当院では、感染の有無を確認するピロリ菌検査、感染が確認された場合のピロリ菌の除菌治療も行っています。

検査に関して

ピロリ菌を検査する方法としては、食道・胃内視鏡(胃カメラ)を使用する検査と胃カメラを使用しない検査がありますが、当院は胃カメラを使用する検査を行います。これは、胃内を観察するだけでなく、内視鏡によって採取した胃の組織を詳細に調べる検査も行います。検査方法は、以下の通りです。

迅速ウレアーゼ試験

ピロリ菌がもつ酵素のはたらきで作り出されるアンモニアの量で、感染の有無を調べることができます。

鏡検法

内視鏡で採取した胃粘膜の組織を染色し、顕微鏡で観察することで、ピロリ菌の存在を確認できるようになります。

培養法

内視鏡で胃の一部組織を採取し、ピロリ菌を培養します。それによって同菌が増えるかどうかを確認します。

除菌治療に関して

ピロリ菌の感染が検査によって確認されると、直ちに除菌治療が行われます。具体的には、薬物療法となりますが、胃酸を抑える薬(プロトンポンプ阻害剤)と2種類の抗生物質の計3種類を朝と夕の1日2回、1週間内服します。その後、服用期間が終了して2~3ヵ月が経過した頃に除菌判定を行い、効果の有無を判定します。なお医師の指示通りに薬を正しく服用していたとしても、除菌に失敗することはめずらしくありません。ちなみに初めて行った除菌治療(1次除菌薬)での除菌率というのは70~80%程度と言われています。

なお初回の治療が不成功だった場合は、抗生物質の組み合わせを変えて再び行います(2次除菌薬)。この2次除菌薬による除菌率は90%程度であり、多くの方が1回か2回の治療で除菌に成功しています。

長峰整形外科

診療科目
整形外科・内科・消化器内科・小児科・皮膚科
所在地
東京都新宿区百人町1-11-3 1F
アクセス
大久保駅から徒歩1分 新大久保駅から徒歩3分 
電話番号
03-3364-3936
診療時間 日・祝
9:30~13:00 予約
15:00~18:00 予約

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